この作品は18歳未満閲覧禁止です
だって私はお姫様!
第5章 気になり始めて
いくら私が頑なな態度を取るからって
『既成事実で縛る気!?』
ジタバタ暴れるも葛島尚哉の腕からは逃げられない
「俺は充分に待った」
『…ぅっ』
「一年間も待ったんだ。分かるか?」
『…』
確かに言うのが遅くなり過ぎたわね
『…でもっ』
「一生離さねぇ」
ぎゅっと強く抱き締められた身体
素肌が触れあってくすぐったい。
『っ仕方ないから付き合って上げるわ!』
微笑み、葛島尚哉を抱き締め返す。
「…あ?勘違いすんな。」
え?