この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
おこごと
第1章 紺青
杏里は、助手席のドアに手をかけると素早く乗り込み、勢い良くドアをしめた。
「うわっっなっ何だよ」
男の声を無視し杏里は
「お願いします!車出して!!ぉ追いかけられてるのっ!!!」
と言うや否や、シートベルトを閉め男を見つめる。
一瞬、男は狼狽を見せたが、直ぐにウィンカーをだし、車を発信させた。
杏里が後ろを見ると、後方では先ほどの男がアタフタと車に乗り込むのが見える。
追ってくるだろうか。
杏里は、横の男にチラリと視線を向ける。
(カッコいいな)
心臓がキュッと縮まる。
どうしょ。
どうしよう、なんか変。
私、 恋しちゃったかも。
「うわっっなっ何だよ」
男の声を無視し杏里は
「お願いします!車出して!!ぉ追いかけられてるのっ!!!」
と言うや否や、シートベルトを閉め男を見つめる。
一瞬、男は狼狽を見せたが、直ぐにウィンカーをだし、車を発信させた。
杏里が後ろを見ると、後方では先ほどの男がアタフタと車に乗り込むのが見える。
追ってくるだろうか。
杏里は、横の男にチラリと視線を向ける。
(カッコいいな)
心臓がキュッと縮まる。
どうしょ。
どうしよう、なんか変。
私、 恋しちゃったかも。