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可愛いヒモの育て方。
第8章 芽生え
「オモチャ、取って、お願……」
すすり泣きながら、麻人に哀願する。ずっと振動し続けるローターの刺激で、下半身が麻痺しそうだった。感じすぎて苦しい。もう限界だった。
「はーい」
麻人が苦笑混じりに頷いた。私の両目から流れる涙を、舌で掬うようにして、舐め取ってくれる。
「足、開いてください」
言われるまま足を開いた。浴衣はもう乱れきっていて、胸元や肩まではだけてしまっている。
麻人は起き上がり、私の足もとまで行った。下着を下ろし、ぐしょぐしょに濡れた秘部の中へと指を入れる。
「あ、あんっ」
それだけで、甘い声をつい洩らしてしまう。
「リモコン……は?」
「どっか投げちゃったし、このまま取りますよ」
このままって、振動したまま?
「あ、や」
振動したまま中で動かされるのが怖くて、思わず足を閉じてしまった。
「いいんですか? 取らなくて。朝までずっと入れときます?」
「無……理っ」
麻人のとんでもない提案に、ぞっとして慌てて足を開く。麻人は笑って、再びそこに指を侵入させた。その刺激にすら、ぞくぞくしてしまう。