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可愛いヒモの育て方。
第1章 拘束プレイ
舌と手のひらで転がしたり潰したりして、執拗な愛撫を続ける。
麻人は唇を噛み、逃げるように後ろにずりさがった。
それでも両手を拘束されていては、抵抗らしい抵抗はできない。口を塞ぐことすらできず、麻人の鼻にかかったような喘ぎ声が、部屋に響く。不規則な息づかいが、私をさらに興奮させた。
麻人の頬が朱色に染まる。視線を逸らし、余裕がなくなり始めている麻人を見ていると、もっといじめたくなった。
「三十分、ここだけ触っててあげようか?」
「……やだ、足りない」
「足りないって何が?」
麻人の唇を舐めながら、問いかける。ずっと噛みしめていた唇は、赤く腫れぼったくなっていて、それがますます私にはいやらしく映った。たまらず深く口づけて、麻人の唇に唾液を絡める。きつく吸い上げながら乳首を押しつぶすように刺激してやると、彼の熱い吐息が私の口に零れた。
唇を離して麻人の顔を見つめると、麻人はきつく目を閉じて、切なげに眉根を寄せていた。強烈な快感から意識をそらそうとしているのが丸わかりで、そんな表情もたまらなかった。