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可愛いヒモの育て方。
第10章 目隠し
ちゅっと音を立てて乳首を吸われた。舌でれろれろと舐めまわされる。そこばかり集中していじられると、たまらなかい。
だけど、これでイカされてしまったら、なんらいつもと変わらない。
私は麻人の唇を、自分の唇で塞いだ。お互いの舌を突き出して、何度も舐め合う。その隙に、秘部をまさぐる麻人の右手を引き剥がし、麻人に密着していた体を離した。
「まだ、だーめ」
今日は私が麻人をいじめる日。この前のローターの仕返しをするのだ。
私は一度ベッドから抜けた。
「……友梨香さん?」
名残惜しげに私の体温を追って、麻人がシーツをまさぐる。
「ちょっと待ってて」
私は道具を二つ持っていった。
ベッドに片足を乗せて、麻人の腕に触れる。目隠しをした状態だと、相手の行動を見れない。必然的に、受け身で待つしかない。
私は麻人の手を素早く後ろに持っていって、右手首に手錠をかけた。
「え、友梨香さ……っ?」
さらに左手にもう片方の手錠をかける。以前使った青いファーのついたやつで、後ろ手に拘束した。
「ねえ、なんすかこれ! 目隠しだけって言ったのに……っ」