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可愛いヒモの育て方。
第1章 拘束プレイ
「だったら書きなよ、ほら」
私は彼の胸元を、服の上からやわやわとさすった。今は十一月の半ば。彼の服装は、黒い厚めのセーターとジーンズだった。ただでさえ細い彼の体は、黒の効果で余計に引き締まってみえる。
肌の白さも際立っていた。
部屋は暖房をつけているけど、私には少し肌寒い。人肌が恋しいのも事実だった。
私は胸元から手を差し入れ、彼の肌を直接触った。
「マジ何してんすか!」
「ほら、勝手に触ってるから、麻人は早くレポート仕上げちゃいなよ。そしたら相手してあげる」
「上から目線、ムカつく」
「いいから! パソコン取り上げるよ」
「それ、ダメです!」
今回は勝った。口で。麻人はおとなしく、パソコンに向かって打ち込み始めた。
私は再び麻人の体を弄ぶべく、手を動かす。窮屈な服の中で、小さな粒を探して彼の肌をまさぐった。
麻人の体が、わずかだが前屈みになる。私は彼のうなじに唇を押しつけ、舌先で首の後ろをなめあげた。
ようやく突起を見つけ、片方を人差し指でころころといじる。
彼は何度か身じろぎした。