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第14章 別れと出会い

なんで…瑠璃が…

さっき電話で話したじゃないか…

急いで帰るからってっ…



グッと手を握りしめていると
ポンポンと肩を叩かれた



振り返るとそこに居たのは警察だった…



「君は…？」


「家族…です…」



力なく答える春樹



ふと警察の後ろに
女性と小さな女の子がいる事に気付いた


「心配だとは思うが、少し…いいかな？」


春樹はコクンと頷く



待合室に連れて行かれ
事故の状況を話された…


話を聞いた春樹は
膝の上でギュッと手を握りしめ俯く