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かわいい狼くん
第18章 動き出す時間


翌日、心はベンチに座り
子供達が遊んでいるのを微笑ましく眺めていた


そして飲み物を差し出され
隣に座る彼に笑顔をむける。


「たまにはゆっくりするのもいいね。」


『うん!アルくん、ありがとう!』


「どういたしまして」


嬉しそうな笑顔を向ける心に
アルは優しく微笑む


『子供達、楽しそうだね〜』

「そうだね。」


そしてアルも子供達が遊ぶ方へと目をむけ
どこか懐かし気に眺めていた


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