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かわいい狼くん
第8章 可愛いうさぎちゃん
"……ちゃん…ここちゃん…!"
ん…誰かに呼ばれてる
誰だろう…
でも身体がだるいよ…まだ寝ていたい…
「ここ!遅刻だよ!」
『ん~…えっ!ち、遅刻!?』
ガバッと起き上がると、
ベッドに腰掛ける彰斗がいた
「おはよ~」
『ん…おはよぉ』
あれ、彰斗くんに呼ばれてるのとは
違う気がしたんだけど…
夢…?かな…
目を擦りながら目線を下に向けると
逞しい胸板に割れた腹筋が目にはいる
『やっ彰斗くん!裸!///』
「ちゃんとズボン履いてるよ~」
『ビックリしたぁ…あ!学校‼』
「プッ…今日は休みだよ?」
あ…そうだ今日は日曜日だ…///
『もぉー!ビックリしたよ~』
「心なかなか起きないんだもん…
昨日、激しくしすぎたかな?」
ニヤっと口角を上げる彰斗…
『昨日?…っ…!///』
そうだ!私彰斗くんとしちゃって…///
「もっと見てたいけど…
それじゃデートできないね」
『へ…?』
なんのことかわからず
彰斗の目線を辿り下を見ると
勢いよく起きたせいで布団がずれ、
心の膨らみが露わになっていた
『あっ…!///』
慌てて身体を隠す心
あれ…?
さっき…デートって言った?
『彰斗くん…デートって…?』
「そ!今日デートしよ!」
『うん!』
パァッと笑顔になる心に
彰斗も微笑み返す