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かわいい狼くん
第8章 可愛いうさぎちゃん
なんだかこの道知ってるような…
すると楽し気な声が聞こえる
ふと声がする方を見ると公園があった
子供達が楽しそうに遊んでいる…
『あの公園…どこかで…』
「もうすぐだよ~」
しばらくして着いたのは
小さなお墓だった
『あっここ、ママのお墓…』
「そ!僕たちのこと、報告しよう!」
そして2人は心の母親のお墓に
手を合わせた…
「ここは絶対、僕が幸せにします!」
『クスクス…ママに届いたかな』
しばらくして、2人は
途中にあった公園のベンチに居た
『彰斗くん、ママのお墓知ってたんだね!
いつも車だからわからなかった~』
「敬吾さんに聞いたんだよ」
『そっか~!』
「この公園懐かしいなぁ…」
『え?彰斗くん、来たことあるの?』
「え…あ、うん!昔ね…」
『私も来たことある気がする…』
「えっ…?」
『なんとなくね!
そんな気がするの…』
「そっか…」
どこか寂し気に微笑む彰斗