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第4章 翔の本性？

「じゃあね！翔さん、ありがとうございました！」

「いえ、また千弦様をよろしくお願いします。」

「今日はありがとう。舞美。またね。」


車で去っていく私達に一礼し、舞美は自宅に入っていった。

舞美の家はうちほどではないが、十分裕福な家庭で家も結構広い。

使用人は5人と言っていたかなぁ？

ちなみにうちは翔を含めて17人。

15人は雑務などをこなす使用人。

残りの2人は私の執事の翔と、両親に付いている執事だ。


「千弦様、お疲れ様です。」

「疲れてないわ。楽しかったもの。」

「何もありませんでしたか？」

「特には...。あっ。」

「何かございましたか？」

「高校生に話しかけられたわ。何もされなかったけど。」

「そうでございますか。ご無事で何よりです。」

「ふふっ。ありがとう。 」


そうしている内に、家についた。