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続・疼く…(2)主と麻以
第14章 激しい交わり
麻以が目覚めたのは、白々と夜が明ける頃だった。

ヒリヒリする、喉が痛い。渇いた喉を潤し、バスルームへ行く。

身体がけだるい…浴槽に浸かると、身体中がピリピリ痛い。秘部は、熱をもっている、一番痛い。

麻以はこのけだるさが好きだ。完全に満足した充足感そのものだから。

手にボディシャンプーで泡を作り、優しく肌を撫でながら洗う。

『しあわせ…』

麻以は呟いた。


……………………………


『御主人様、朝ですよ』耳元で囁き起こす。

『ん、麻以…いい香りだ…もう風呂に入ったのかい?』

「こくん」と頷いた。

『声が出ないんだね?僕の麻以は昨日、ケモノになって、僕が逝く前に失神してしまったからね…』

『ごめんなさい!』

『いいんだよ(笑)麻以だもの。』

『後で、葵にうがい薬と、喉の消炎剤を届けさせるから、今日は、刺激のある飲み物はほどほどにね。』

『はい』


充実した朝、満面の笑顔で主を見送った。




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