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続・疼く…(2)主と麻以
第24章 第7幕 しあわせな時間
真夏の暑さにも、麻以は悶え、そして濡らす。
ダラダラと汗が流れ落ち、息も苦しいのに、それが麻以には被虐的で堪らないというのだ。
しかし、危険だ。誰にでもわかることが、MモードMAXになると見境なくなるのが麻以の悪い癖。
『麻以、身体を拭きなさい。クーラーを点けて、水分を摂らないと熱中症になってしまうぞ!』
『なんだか気持ち良くて、止めたくないなぁ……』
ふざけたことを言う麻以を主は、強引に麻以を抱き上げ寝室に連れて行った。
家の中で、今、空調を切っている部屋は、調教部屋だけだ。
ベッドに転がすと、冷蔵庫からクエン酸と赤シソで作ったシソジュースを取り出した。
『飲みなさい、麻以。』
『……はい…』
『麻以、よく聞いて。僕は麻以にずいぶん過酷なことをさせるけど、命に関わることはさせていないつもりだよ。危険になる前にストップすることは、とても大事なことなんだ!たとえどんなに僕がさせたくても、麻以がしたがってもね。わかるだろ?』
『えぇ…ごめんなさい。』
主が、声を荒げることはほとんどない。しかし、今日は違った。
麻以は、そうさせるほど危険なことをしていたことに、やっと気づいたのだった。
『麻以、欲求がたまってるんだね。』
『…………。』
図星。
ダラダラと汗が流れ落ち、息も苦しいのに、それが麻以には被虐的で堪らないというのだ。
しかし、危険だ。誰にでもわかることが、MモードMAXになると見境なくなるのが麻以の悪い癖。
『麻以、身体を拭きなさい。クーラーを点けて、水分を摂らないと熱中症になってしまうぞ!』
『なんだか気持ち良くて、止めたくないなぁ……』
ふざけたことを言う麻以を主は、強引に麻以を抱き上げ寝室に連れて行った。
家の中で、今、空調を切っている部屋は、調教部屋だけだ。
ベッドに転がすと、冷蔵庫からクエン酸と赤シソで作ったシソジュースを取り出した。
『飲みなさい、麻以。』
『……はい…』
『麻以、よく聞いて。僕は麻以にずいぶん過酷なことをさせるけど、命に関わることはさせていないつもりだよ。危険になる前にストップすることは、とても大事なことなんだ!たとえどんなに僕がさせたくても、麻以がしたがってもね。わかるだろ?』
『えぇ…ごめんなさい。』
主が、声を荒げることはほとんどない。しかし、今日は違った。
麻以は、そうさせるほど危険なことをしていたことに、やっと気づいたのだった。
『麻以、欲求がたまってるんだね。』
『…………。』
図星。