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~散花~
第9章  枕絵

しかし玲利の指先は玉蘭の期待を通りすぎ、大腿へと下りていく。

膝の周り…ふくらはぎ…。

足の指の間に、玲利の指が絡んでくる。

そして、ふくらはぎから脚の付け根へ、肌に密着させた手のひらが血流を押し上げる。

玲利の指が近づくたびに玉蘭の股間は疼いていた。

(早く…お願い……)

玉蘭は焦れたように腰をふるわせた。



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