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~散花~
第21章  決死行…?

改めて若者の顔を凝視する。

「あ……」

「思い出した?」

若者が甘い笑顔を満面に浮かべた。

そうだ。

あの日も同じ笑顔で青龍殿の露台に現れ、皇太后に向かって「母上」と呼んでいた。

皇太后を、「母上」と――

玉蘭は、ハッと我に返るや慌てて地面にひれ伏した。

「たたたたいへん御無礼を申し上げました皇帝陛下」

若者――秀瑛がクスクス笑う。

「違うよ。俺は皇帝ではない」




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