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第27章 　続･運命

｢琳玉蘭、何を惚けているのです。さっさと勅書の前に跪拝しなさい｣

女官長が苛ついたように急かす。

その女官長に老女官が囁いた。

｢あの、女官長さま。恐れながら…その勅書、偽物ということは…｣

｢いや…これは、畏れ多くも帝の御筆跡である。印影も御璽に間違いない｣

｢左様でございますか…｣

玉蘭は刺すような視線の間を縫い、勅書の前に跪いた。

女官長が慇懃に差し出す巻物を、恐る恐る受け取る。

その瞬間――