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~散花~
第37章  秘密

「な…なんだか黴臭いところですね」

玉蘭は秀瑛の腕にしがみついた。

ぴちゃん――

ぴちゃん――

と、水漏れの音が絶え間なく聴こえる。

不気味に冷たい湿り気が首筋をなでた。

玉蘭は頭に麻袋を被せられ、得体の知れない地下道を歩かされていた。

身につけているのは加蓮に借りた女官服。

今頃、紅梅宮南殿の寝所では、玉蘭の身代わりとして加蓮が臥せっているはずだ。



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