この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
~散花~
第37章  秘密

「自分の顔、見てみろ」

鏡を覗くと、視線の定まらない蒼白の自分が映った。

「それほどおまえは衝撃を受けたということだ。考えてみろ。後宮の女に、宮廷の官吏に、国の民に――すべての者に、それと同じ眼をさせたらどうなると思う? 人心は離れ、国政は立ち行かなくなる。だから徹底的に秘匿する。これが兄上と俺が達した結論だ」

秀瑛は玉蘭の肩に手を置いた。

「そしておまえも、今後は素知らぬ顔で秘密を守り……黙って俺と寝るんだ」




/740ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ