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~散花~
第42章 繋がる…
やがて息が整いはじめた頃、冷やかすように秀瑛は玉蘭の鼻先をつまんだ。
「それにしてもおまえ、泣きすぎ。目も鼻も、兎みたいに真っ赤だぞ」
そういう秀瑛だって、汗にまみれて髪も顔もぐしょぐしょなのだが。
「もうっ…秀瑛さまってば…」
玉蘭は途端に恥ずかしくなって上半身を起こし、秀瑛に背を向けた。
脚を伸ばして床に降り立つ。
股関節が痛み、脚はガクガクと震えた。
両腿の間から、白濁液がとろりと零れた。
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