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~散花~
第6章  お妃教育
「ん……」

手のひらで包み込むように揉まれるのも、玉蘭は好きだった。

(ずっとこうしていてほしい)

玲利の胸に顔をうずめた。

自分がとけていくのがわかる。





(あ…そこは…)

夢見心地の中、玉蘭は玲利の中指がそこを探っているのがわかった。

思わず唾を呑んで身構える。

「だいじょうぶよ」

玲利がささやいた。

玉蘭は小さく頷いた。



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