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短編小説
第3章 中出し(BL)片倉小十郎×伊達政宗
眠れない夜はいつも小十郎の部屋。
「小十朗、子供扱いするな。」
「貴方様が甘えてるではありませんか。」

重臣である片倉小十郎の膝に頭を乗せ、時折彼の長い指が政宗の柔らかい茶の髪を撫でていく。

「…やりてぇんだろ。」
「なんて品のない事を申される。」
「セックスしようぜ。」

貪るように小十郎は政宗の唇を重ね舌を絡めていく。

肌も絹のように滑らかで白絹の敷布に長い茶髪が散る。

「ああっ!」
「政宗様、簡単には達させませんよ。」

ここぞとばかりの甘く焦らしては意地悪をしたくなる。
普段から心配ばかりかける美しくも凛々しき竜主の股を舌で舐め、ぺろりと既に勃起した陰茎の先端を舐めた。

お仕置き、といったほうが正しい。

「小十郎っ!頼む!もっと…。」
「まだまだ…もっと蕩けて下さい。」

意地悪な小十郎の舌が先端の亀頭ばかりをちろちろと舌で舐め、滑る液体で濡らした指を政宗の肛門に差し入れ動かす。

「あうっ!そこはっ!」「此処を刺激されると辛いでしょう?」

ねっとり濡れた舌は政宗の裏筋を這い回り、前立腺を刺激されては絶頂感が襲う。

「頼む…もう…。」
「仕方ありませんね、政宗様にもっと焦らして蕩けて頂きたかったが。」
温かく濡れた口腔が政宗の陰茎が包み込んだ。

「ああっ!あああっ!」
ゆっくりと焦らされた身体に待ちわびた解放の時。

前立腺を刺激されながらの口淫もたっぷりと濡れた舌で尿道からエラなどをいやらしくくすぐられると高まる絶頂感。

「出るっ!小十郎っ!」
背中をしならせて絶頂に達すると溢れんばかりの精液が小十郎の口腔に放たれる。

「止めろっ!ああっ!」
達した陰茎を尚もしつこく小十郎の舌が舐めて精液を吸い上げられていく。

「まだまだ…終わりではありませんよ。」

太く起立した彼の陰茎がじっくり解され粘液で溶けた肛門を抉るように挿入され激しく突き上げられていく。

「ああっ!小十郎っ!もっと!」
「なんて淫らなお姿だ、政宗様っ!」

我慢してた欲望が互いに弾けると政宗は小十郎の腕に抱き締められ達した余韻に浸り深い眠りにおちた。
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