この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
迷路・・・Ver.K
第8章 甘い空間
マシロは
カバン片手に
玄関へと急いでいた


その腕を握り
マシロを捕まえると


その手を
振り払って

マシロは抵抗した



「落ち着け」



できるだけ
落ち着いた声で



「このまま帰って
次・・どんな顔して
俺に会うんだ?」



できるだけ
優しく



「ちょっと・・話しをしよう」






子供を


慰めるように






「おいで・・マシロ」






抵抗をしなくなった
マシロの手を握り

黙ったままうつむくマシロと

リビングの
ソファまで歩いた





マシロはまだ
うつむいたままで

少し長い前髪で
更に顔を隠しているようだった





泣いてるかもしれない





そう思った
/290ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ