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迷路・・・Ver.K
第9章 駆け引き
マンションに
辿り着き
俺は
中に入らず
マンションの外で
マシロが出てくるのを
待つことにした
数分
ほんの数分
神島さんの
寝顔をみるだけ・・。
大丈夫
すぐに
出てくれば平気だ。
何時間も
部屋にいる訳じゃねぇ。
マンションの玄関が
見える植込みに腰かけ
携帯を握った
「なんかあったら
いつでもいいから
連絡しろ」
その文字を
画面が消えても消えても
また表示させ
その
優しい文字を
眺めた
何も言わず
俺の中で眠る
神島さんが好きだった
初めて
神島さんと
セックスまがいなことを
した次の日
なんでもなかったように
振る舞ってんのに
動揺が
顔に全部出てる
子供みたいな
神島さんが
好きだった
俺に
弱さをみせる
神島さんが
好きだったんだよ
辿り着き
俺は
中に入らず
マンションの外で
マシロが出てくるのを
待つことにした
数分
ほんの数分
神島さんの
寝顔をみるだけ・・。
大丈夫
すぐに
出てくれば平気だ。
何時間も
部屋にいる訳じゃねぇ。
マンションの玄関が
見える植込みに腰かけ
携帯を握った
「なんかあったら
いつでもいいから
連絡しろ」
その文字を
画面が消えても消えても
また表示させ
その
優しい文字を
眺めた
何も言わず
俺の中で眠る
神島さんが好きだった
初めて
神島さんと
セックスまがいなことを
した次の日
なんでもなかったように
振る舞ってんのに
動揺が
顔に全部出てる
子供みたいな
神島さんが
好きだった
俺に
弱さをみせる
神島さんが
好きだったんだよ