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ほら言ってみて?
第2章 ◇2◇

幸乃は次の日痛む腰をおさえて学校へやってきた。
「腰…いたぁっ…」
机に寝そべると上から声がした。
「さぁーちっ?」
……げ。
同い年の大海翔太だ…。
私に言い寄ってきてしつこい。
さすがにうんざりしてくる。
「…なによ。。」
「そんなあからさまに嫌な顔しないでよー笑
……俺に…諦めてほしい?」
あたりまえじゃない…
「決まってるでしょ」
「ふーん…じゃぁ今日の3時間目サボって保健室おいでよ。そしたら諦めてあげる」
いってやるわよ…
翔太は怪しげな笑みを浮かべてかえっていった。

