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執事とお嬢様の禁断の模様
第11章 あなたと会えて…私
「っ……?」
化粧室を出て、さっき私がいた個室のドアを開けると、
そこには秀一しかいなかった。
秀一は私を見ている。
なんで、伯父さんと伯母さんいないの……?
どうしよう、緊張しちゃう……
むしろ、秀一と2人きりになれて嬉しい。
でも、あくまでこれはお見合いだ。
伯父さんと伯母さんがいなかったら成り立たないはず……
私は胸を高鳴らせながら、席に着いた。
私ににこっと笑い掛ける秀一。
「っ……」
ドキ……
無意識に鼓動が早まる。