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執事とお嬢様の禁断の模様
第12章 未来へ

「私の親友と、その旦那さんよ」
「しんゆー?だんなさんってなに?」
「親友っていうのはね、とっても仲良しなお友達のことよ。
旦那さんっていうのは、つまりこの2人は夫婦ってこと」
「ふうふ~?」
「うん。旦那さんの方が男の人で、もう1人が女の人なの。
お母様とお父様と同じなのよ」
興味津々の息子、伊織にそう教えると、伊織は目をキラキラさせた。
「おかあちゃまと、おとうちゃまと、おんなじ?」
「うん、そう。同じ」
「わ~いっ、おんなじおんなじ♪」
飛び跳ねて喜ぶ伊織。
思わず笑みがこぼれてしまう。
子供はちょっとしたことで喜ぶから可愛い。

