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執事とお嬢様の禁断の模様
第12章 未来へ

私は秀一によって、さんざん一喜一憂させられてきた。
恋なんてしなければよかったと思ったときもたくさんあったし、
苦しくて苦しくてもうどうしようもなかった。
でもその分、気持ちが通じ合ったときはとても幸せで……―――
―――今は平和に暮らせていて、とても幸せ。
日常的に幸せだなんて、すごいと思う。
ここまで来るまでは本当に涙の道で……
でもそれを乗り越えてきたからこそ、見つけられるものがあると思う。
色々なことを経験できたからこそ、
私達はきっとずっとしっかりと繋がっているのだと思う。

