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執事とお嬢様の禁断の模様
第4章 更なる山道

キーンコーンカーンコーン…
終わりを告げる鐘が鳴った。
結局、今日はあんまり沙耶香と
話せなかったなぁ…お弁当も一緒じゃなかったし。
「妃奈浬さん?」
「え?」
とぼとぼと歩いていると、誰かに声をかけられた。
「…菜摘先生!」
振り向くと、そこには笑顔の菜摘先生がいた。
「少し、お時間いただいても大丈夫かしら?
一緒に生徒指導室に来て欲しいのだけど」
「え? …はい、大丈夫です」
私、なんかしたかなぁ…
それとも褒められる?
でも指導室だし……
「さぁ、行きましょう」
「は、はい」
それとも昨日の強姦魔のことかな…?
まぁ…先生についていけばわかるよね。
私は少し不安になりながらも
先生についていった。

