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第12章 幸福な大罪

小さな快感と鈍い痛みの
入り交じった感覚

目を開ける余裕もなく…

兄の動きを受け入れる事しかできない


　…はぁ…ぁぁ…

　　　…イキそう…


兄の声が聞こえた瞬間
今まで以上の兄の腰の動きで
ﾍﾟﾆｽが一気に奥にあたる


　…ﾝんっ…アァッいやっ…


叫びに近い声をあげて
兄の身体をつっぱね
身体を逃がそうと
もがいてしまう

すぐに兄が私を
押さえつけるように抱き締め
それでも腰を打ち付けてくる


　…もう…イクから…


兄の腕にｷﾞｭｯと力が入った瞬間腰を奥深くに打ち付け
兄の動きが止まった…


　…っんﾝ……ｸｯ…はぁ…


私の中でﾍﾟﾆｽが脈打つのが
わかった