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第4章 兄とのキス

夜中…

私は兄の部屋に入っていった


『お兄ちゃん…眠れない…』


兄はベッドに横になり
漫画を読んでいた


『話相手してよ…』

そう言って
兄の横に寝転ぶ

『狭いんだから…くるなよ』

『いいぢゃん！かわいい妹の頼みは聞かなきゃ！何読んでるの？』

兄の横にひっつき
漫画をのぞきこむ

しばらく一緒に見ながら
私は本当に眠くなってきた

『おい！部屋に戻れよ！こら！起きろ！』

兄の声が聞こえた

『やだぁ…お兄ちゃんと一緒に寝る…今日だけ…』

兄にしがみついてみた


賭けだった