この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
一度だけ抱いて~花は蝶に誘われてひらく~
第12章 第一部・第三話 【月戀桜~つきこいざくら~】 十六夜の月
「今夜見たことは全部忘れろ。これから先、お前は何も喋るんじゃねえ。生命が惜しくばな」
 栄佐は突き放すように言い、刀を元の鞘におさめた。
「行け」
 顎をしゃくると、職人は〝へ、へぇ〟と素っ頓狂な声を上げ、震えながら立ち上がった。恐怖のあまり、初めは脚がもつれていて歩けなかった。途中で無様に二度転んだが、それでも生命には代えられないらしく、脱兎のような勢いで元来た方へと引き返していった。
/2220ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ