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一度だけ抱いて~花は蝶に誘われてひらく~
第21章 第二部・第四話【悲願花~女になった男~】 兄の悩み
「男として恥ずかしかったのか、それともよく眠っているお前を起こすのが悪いと思ったのか、とにかく、智助は厠に行きたいのをずっと朝まで我慢した。そんな夜が続いて、ちっと小水をためておくところが病気になっちまったのさ」
「私が迂闊だったわ」
 小紅はうなだれた。智助は生きがよい癖に、無類の怖がりだ。だから、夜もおきみがついていってやらないと厠にも一人で行けないのだといつか、おきみが話していたことを今更ながらに思い出したのである。
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