この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
一度だけ抱いて~花は蝶に誘われてひらく~
第24章 第二部第五話 【冬柿】 父と娘
 その傍らでは仁助が一人、黙々と手酌でやっている。こちらももう既にどれだけの酒量を過ごしたか知れたものではない。酒には強いと自負している栄佐だが、この親子の底なしぶりには到底叶いっこないと早々と甲を脱いだ。
「ちょっと、あんた」
 呼ばれて振り向けば、仁助が袖を引っ張っている。粋な女に袖を引かれるのは歓迎だが、こんなおっさんに引かれてもなぁと、それでも相手が舅だけに栄佐は引きつった愛想笑いを浮かべた。
/2220ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ