パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第27章 第二部・第六話【春咲く花】　逢瀬

「大丈夫だ。俺なら、何があっても、お前を嫌いになったりはしない。それに、むしろ、役得っていうか、怪我の功名だな。そんなたいそうな媚薬を仕込んだお前を抱ける機会なんざ、これからもそうそうはないだろ、俺としてはむしろお前がどんな風に乱れるのか見てみたい」
「相変わらず、栄佐さんは意地悪ね」
　小紅もつられるように笑う。
「お前も相変わらずの利かん気の跳ねっ返りだな、お互い様ってことだ」