この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
一度だけ抱いて~花は蝶に誘われてひらく~
第4章 【残り菊~小紅と碧天~】 流星
 昨日、小紅は縫い上げた着物を持ち、京屋を訪ねた。御用聞きや客でない者は勝手口から出入りするのが常識である。勝手口で訪(おとな)いを告げると女中が出てきて、市兵衛の女房お彩(さい)に取り次いでくれた。
 お彩は四十手前の品の良い内儀であった。美貌で知られる市兵衛の妻にふさわしく、ついぞ見かけないほどの美人である。小紅は市兵衛を知らないけれど、美しいと評判の市兵衛と並べば似合いの夫婦だろう。
/2220ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ