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碧竜の花嫁
第2章 少女と竜
鉱山に辿り着いてステラはパオロに案内を促した。
「ほら、道順知ってるのパオロでしょ?レディーは後から着いていくわ。」

本当はステラが暗いところや、ジメジメした場所が苦手なのだが、それを悟られまいと必死だ。

「分かったよ、泣き言を言ったら置いてくから。」

(っ…こんなとこで置いてかれたら…)

「私は大丈夫よ!」

そう言ってステラは、パオロの案内を待たずに中に進んで行く。
慌ててそれをパオロが追い掛ける様に鉱山に入っていった。

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