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センセのヒミツ(仮)
第1章 翔太センセ―いつだって元気よく!―
用を足し、トイレを出ると、ちょうど向こうから美雨センセが、おぼつかない足取りでこちらに向かってくる。
「あぁ~翔太センセ。しょ~おちゃん。」
僕の顔を見てニカァと笑う。
その笑顔で、僕のイライラもぶっ飛ぶ。
「大丈夫ですか?」
立ってる事もままならない美雨センセは
「大丈夫、だいじょぉぶ。」
と言いながら、トイレのドアを一生懸命引くが、このドアは押さなきゃ開かない。
僕が押してやると、
「アーあリがーとね」
と、フラフラとトイレに入っていく。
何だかほっとけなくて、女子トイレの前をウロウロしていたら、
「いたぁあい~」
と言う美雨センセの雄叫びが聞こえてきた。
來來邸のトイレは男女共、個室が一つ。他の女性客はいないだろう。
躊躇しながらも、女子トイレに入り、
「センセ、大丈夫ですか!?」
と聞けば
「だめぇ、助けへぇ」
と言う美雨センセ。
「あ、あけますよ!」
僕は、個室の扉を静かにあけた。
「あぁ~翔太センセ。しょ~おちゃん。」
僕の顔を見てニカァと笑う。
その笑顔で、僕のイライラもぶっ飛ぶ。
「大丈夫ですか?」
立ってる事もままならない美雨センセは
「大丈夫、だいじょぉぶ。」
と言いながら、トイレのドアを一生懸命引くが、このドアは押さなきゃ開かない。
僕が押してやると、
「アーあリがーとね」
と、フラフラとトイレに入っていく。
何だかほっとけなくて、女子トイレの前をウロウロしていたら、
「いたぁあい~」
と言う美雨センセの雄叫びが聞こえてきた。
來來邸のトイレは男女共、個室が一つ。他の女性客はいないだろう。
躊躇しながらも、女子トイレに入り、
「センセ、大丈夫ですか!?」
と聞けば
「だめぇ、助けへぇ」
と言う美雨センセ。
「あ、あけますよ!」
僕は、個室の扉を静かにあけた。