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僕のこたえ
第12章 残酷な君
次の日は基本班行動だが終日自由行動だった。
僕達の班は海水浴を決めていたが、
僕は昨日の事もあって、海水浴で騒ぐ気にはなれなかった。
僕は一人木陰で読書をしていた。
こうしていると自分の気持ちを考えず物語に逃げ込めるから。
すると浜辺でしゃがみ込む君の姿を発見した。
大丈夫か?
まだ具合悪いんじゃないのか?
無意識に本を閉じ、君を暫く眺めていた。
でも気になり足が勝手に君に向かった。
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