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僕のこたえ
第19章 迷いと踏み出す僕
僕は携帯を取り出し、愛海に直接電話を掛けた。


コール三回、愛海は出た。


『愛海?』


『・・・・・』


愛海は黙っている。


『愛海、ごめん、連絡しなくて…』


『・・・・・』


まだ愛海は口を開いてくれない。


もどかしくなってきた。


『愛海、今から行くから』


愛海の返事も聞かず電話を切った。


コートを羽織り、急いで家を出た。


徒歩10分の愛海のマンションまでを、猛ダッシュして走りまくった。

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