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僕のこたえ
第22章 寂しさの落とし穴
僕は愛海の隣に座った。
「愛海…僕が寂しくさせた事は謝る。
だけど僕達は高校生だ。
四六時中へばりついてるわけにはいかない。
愛海も少しは我慢して夜遊びや酒に逃げるのは辞めれないか?」
「・・・・・・・」
愛海は膝を抱えて顔を埋めた。
「僕が…僕がいるから…」
そう言って愛海の肩を引き寄せた。
愛海は啜り泣いていた。
「昨日…あの男と寝た…」
泣きながら告白した。
僕は…どこかで分かっていた。
そのせいかあまりショックを感じない。