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僕のこたえ
第32章 15歳の女
助手席のドアを開ける美奈。


「ただいま~」


助手席に乗り込みふうっとひと息ついて、僕を見て微笑む。


僕の心が嬉しいと言う。


「おかえり。行こうか」


行き先は決まってないが車を出す。


美奈は学校での出来事をペラペラ喋っている。


僕の知らない美奈の友達の事、先生の事。


一生懸命喋る美奈が何とも可愛らしく、僕は内容はともかくそれを聞いているのが心地良かった。



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