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僕のこたえ
第36章 一人旅
少女はどうやら単純に転んだだけのようだ。


お礼にバンコクを案内すると僕の手を取った。


その手は浅黒く骨と皮しかないか細い手だった。


少女の若々しさとは縁遠い。


しかしキラキラとした大きな瞳はまだ見ぬ未来への希望を抱く素敵な瞳だった。


僕は少女に連れられてバンコクを練り歩いた。
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