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僕のこたえ
第36章 一人旅


「君はいくらなの?」


僕がそう聞くと、買ってくれるのかと目を輝かせて

「400バーツ」


とハッキリ値段を言った。


「その金額出すから、夕日の美しい場所に連れて行ってくれ」


そう頼むと不思議そうな顔をした。


僕がニッコリ笑ったら少女は一瞬恥ずかしそうにしたが、大きく頷き、再び僕の手を握り歩き出した。



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