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僕のこたえ
第50章 君に幸あれ
リビングのドアがカチャリと開いた。


「遥香ちゃん、私、今夜夕飯いらないから」


「は~い」


スミカさんの言葉に遥香は自然に応える。


「スミカさん、どこ行くの?」


「私の送別会って言ったでしょ」


「そうだった、行ってらっしゃい」


「行ってらっしゃい」


遥香も僕に続いて見送った。


「行ってきまあす」


パタパタとスミカさんは出掛けて行った。


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