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僕のこたえ
第7章 僕という存在
「君はこうして見せつけて、
僕が彼女を見るのを諦めさせるつもりだったのなら、
その作戦は大失敗だ。

むしろ逆効果だね。

篠崎さんの唇を僕も試したくなったよ」

そう嘲笑しながら言ってやった。


君はあんぐり口を開けその口を手で抑えた。


「朱美に触ったら、殺す」

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