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僕のこたえ
第8章 アクシデント
そう言うと君は慌てて僕から離れ降りた。


僕は下半身に気づかれないよう、直ぐに膝を曲げ体を起こした。


背中がジンジン、下半身はギンギンで最悪だ。


なのに君は僕を見ている。


やめてくれ。


「すみませんでした」


とやけに丁寧に謝った。


僕は身を返し、吹っ飛んだ眼鏡を拾いながら立ち上がり、君に背を向けかけ直した。


ようやく下半身が治まった。

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