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僕のこたえ
第8章 アクシデント
作業も終盤を迎え後は片付けだけだった。


ふと窓に目をやると、健気にもアイツが待っていた。


僕がこんな不謹慎な気持ちでいる事を知ってるのか…


同じ男としてちょっと同情してしまった。


「篠崎さん、後は僕がやっておくから先に帰りなよ」


「えっ、いいよ。最後までやるよ」


「長い事待っている彼があまりにも可哀想だ」


そう教えると、君は慌てて窓から外を見た。

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