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俺の妹
第16章 初めての彼氏
「んっ…ふっ……ちゅっ……」
いつものように安西くんと屋上で会う。
変わったことは、あんなに話してたお兄ちゃんの話をしなくなったこと。
安西くんがお姉さんの話をすることもなくなった。
そして、少し話した後、私たちはどちらからともなくキスをする。
キスをしてる間は、頭が真っ白になって何も考えなくて済む。
夢中でお互いの唇を求め合うたびに
お兄ちゃんへの気持ちが遠くなっていく気がした。
安西くんも、口には出さなかったけど
きっと同じ気持ちだったと思う。
名残おしそうに銀色に光る糸が2人をつないでいる。
親指でそっとその糸を拭われて、ゾクリと下半身が疼く。
そのまま、安西くんは私を抱きしめた。
いつものように安西くんと屋上で会う。
変わったことは、あんなに話してたお兄ちゃんの話をしなくなったこと。
安西くんがお姉さんの話をすることもなくなった。
そして、少し話した後、私たちはどちらからともなくキスをする。
キスをしてる間は、頭が真っ白になって何も考えなくて済む。
夢中でお互いの唇を求め合うたびに
お兄ちゃんへの気持ちが遠くなっていく気がした。
安西くんも、口には出さなかったけど
きっと同じ気持ちだったと思う。
名残おしそうに銀色に光る糸が2人をつないでいる。
親指でそっとその糸を拭われて、ゾクリと下半身が疼く。
そのまま、安西くんは私を抱きしめた。