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俺の妹
第20章 鉢合わせ
そのまま眠ってしまった椎奈が起きた頃には
夜の7時が少し過ぎていた。
「出たら飯でも食って帰るか?」
「そうだね、いっぱい運動したらお腹すいちゃった!」
「今日も凄かったすもんね」
「晃もなっ!」
身支度をしながら、笑いあうこの時間も
俺は好きだった。
最初の気まずさもなくなり
事が終えれば普通の友達になる。
「早く聡に会いたいな」
頬を赤らめて椎奈が呟く。
「俺も奈都の顔が見てぇな」
そう言いながらエレベーターに乗り
ロビーを通ってエントランスを出た時だった。
夜の7時が少し過ぎていた。
「出たら飯でも食って帰るか?」
「そうだね、いっぱい運動したらお腹すいちゃった!」
「今日も凄かったすもんね」
「晃もなっ!」
身支度をしながら、笑いあうこの時間も
俺は好きだった。
最初の気まずさもなくなり
事が終えれば普通の友達になる。
「早く聡に会いたいな」
頬を赤らめて椎奈が呟く。
「俺も奈都の顔が見てぇな」
そう言いながらエレベーターに乗り
ロビーを通ってエントランスを出た時だった。