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第23章 甘い夜

落ち着いてきた奈都をゆっくり離す。



目も頬も真っ赤にしながら
奈都が俺を見上げた。






反則だ………




それだけで理性が飛びそうになる。










そっと涙を拭ってやると、奈都はゆっくり目を閉じた。











俺は頬を包んで………














そっとおでこにキスをした。